評価をしないと効果的な治療はできない。

評価をしないと効果的な治療はできない。

一般的な治療の問題点はその症状に重きを置きがちなことです。

もちろん、症状を改善させることは重要ですし
患者さまは症状の改善と健康の回復を願ってご来院されます。

しかし、治療を施す前には最も大事なことがあります、

それは評価です。

「どう治すか」の前に「どこを治すのか」をはっきりさせることが必要です。

身体に現れる様々な痛みや症状は、一部を除いて、ある日突然に起こるものではありません。
大部分のものが長年の「精神的及び肉体的な問題」の積み重ねによって発症いたします。

そして積み重ねてきたものは人それぞれ、一人ひとり違います。
一人ひとり個別性のある評価をして、それぞれの原因を突きとめる必要があります。

評価には観察・問診・検査があり
「脳神経と骨格関節、脳神経と骨格筋肉、脳神経と骨格内臓、脳神経と身心精神、等々」の
病態と関連性を検査して、その根本原因を見つけ出すためにおこなう過程の総称です。

関節や筋肉は脳神経が支配をしており、その関与がなければ動けません。
もちろん、内臓も脳神経が支配しています、当然のことながら脳神経の関与がなければ機能しません。
また、身心精神の問題も脳との関連性を検査して評価をしなければ解決しない問題です。

「病態を解釈する」「適応を判断する」これらの過程のことがらが評価であり
病態の原因が決まれば適応となる治療は必然的に決まります。

一人ひとりの病態は異なります。
先の患者さまに治療したのと同じ「技」を施して
次の患者さまに治療したとしてもその患者さまは治りません。

病態が異なれば違った「技」が必要となります。
治療する部位が変われば適応となる「技」も変わるはずです。

もしも、十分な評価をせずに治療を開始すると
それはただの当てずっぽうの治療になってしまいます。

たまたま上手くいくことも時にはあるかも知れません。
しかし再現性の無い、ほとんどが的外れの治療になり、もちろん改善することはほぼあり得ません。

最も大事なことは、治す「技」と同様に、病態を理解して、それを評価をする「技」が必要だということです。

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