脳と脊髄を中心とした神経系は「循環器系、呼吸器系、消化器系、内分泌系」など全身システムの調和を保つため「脳脊髄からの命令をからだの各部位に」「からだの各部位からの情報を脳脊髄に伝える」連絡網の司令塔としての役割を担っています。
トルクリリース・テクニックでは身体の不調の原因は脳と神経系の調和が乱れることから生じると考えています。
神経の調和の乱れを「脳報酬欠陥症候群」と捉え、脳内の神経伝達物質と呼ばれる種々の化学物質の連鎖反応が
適切に起こらない状態になることが、さまざまな肉体的、精神的な不調の根本原因になります。
トルクリリース・テクニックはからだに不具合を起こしている一番の原因となっているプライマリーサブラクセーションを独特の神経学的鑑別診断法を用いて特定します。
特殊な専用器具 (インテグレーター) を使ってプライマリーサブラクセーションに対して64Hzの振動刺激を与えて患者様に不快感を与えることなく、体の奥深いところまで届けることができる矯正をいたします。
神経の調和の乱れを整え、脳報酬連鎖と呼ばれる正常な神経の働きが回復し、健康で生き生きとした感覚(報酬）を得ることが可能になります。
施術前
施術後
トルクリリース テクニックは「自分で自分を治す」という人間が本来備えている自然治癒力を最大限に引き出すことを目的としています。全身を支配する神経系統の働きを正常に整えることで様々な症状や病気が自然と改善方向に導かれていきます。
トルクリリース・テクニックでは左図に示した部位の神経的な機能障害を
「プライマリーサブラクセーション」と表記します。
「プライマリーサブラクセーション」は硬膜の付着を通して脊髄に過激な緊張をもたらします。「プライマリーサブラクセーション」が身体に生じると、人間本来が備わっている自然治療力（自分で自身を治す力）を持ってしても除去できないため身体に様々な症状を引き起こす一番の原因となります。
トルクリリース・テクニックでは独特の鑑別診断法を採用してこれらの部位の問題を正確に特定し、アジャストメントにより速やかに除去します。
アジャストメントは脳報酬連鎖反応を再活性させ、全身の神経の調和とバランスを整えることが期待できます。
カイロプラクティック界で初めてFDA（アメリカ食品医薬品局から510K医療器具）としての審査をパスしました。
（インテグレーター）はカイロプラクティックの有効性を証明する研究の過程で生まれたもので、５つの特徴を備えています。
トルクリリース・テクニックは他のテクニックに比較して検査が非常にしっかりしています。
化学的根拠に基づいた15種類の独特の鑑別診断法を用いて、神経の働きを整えることに特化した療法です。
患者さまの身体から出ている兆候を診て、神経の働きの不調部位を正確に特定して深い位置までしっかりとトーン（神経の緊張度）を理解することができます。
他のテクニックではここまでの深い検査はありません。
アジャストする前に、「このポイントを、この方向に、このトルクでアジャスト」すれば、原因が解消されるということが上記の検査で事前に判明できており、しかも、アジャストが効いたかどうかも直ぐに確認することができます。
基本的にアジャストは、うつ伏せで行います。一切身体を捩じる行為の施術はおこないません。
トルクリリース・テクニックでは、インテグレーターという器機を用い、うつ伏せというリラックス姿勢のまま、毎回、安全に、安定した再現性の高いアジャストメントの施術が行えます。
人を選ばず、どのような患者様でも確実にアジャストメントできます。
したがって、骨粗しょう症の高齢の患者様でも、幼い小さなお子様でも、しっかりとしたアジャストができ
最小の力で大きな効果を出すことができます。
脊椎サブラクセーションを特定し、解消することで人体に宿る自然の生命力が十分に働ける状態になると
殆どの身体の不調も解消されます。
トルクリリース・テクニックは科学的裏付けを最も重要視したテクニックであり、カイロプラクティック界はもちろん医学界にも広く認められています。
腰痛、慢性腰痛、頭痛、肩こり、肩の痛み、五十肩、四十肩、背中の痛み、ヘルニア、坐骨神経痛など、の痛みをコントロールして症状を抑える効果が認められています。
さらに施術の対象は多岐にわたり、身体問題への幅は広く自律神経失調症、めまい、耳鳴り、精神的ストレス解消（不安症、パニック障害、うつ病）・アディクション（依存症）、強迫性障害、（学習障害、発達障害、ADHD、ADD、自閉症スペクトラム障害など）、の症状を抑える効果が認められています。
日常生活での神経の調和が正常であれば、身体内外の生体システムが正常維持されることによって、心身ともに健康を約束されます。
しかし、この神経の調和は常に正常を保つことはほとんどなく、ストレスに敏感に反応します。ストレスによって神経は元気が出すぎたり、元気がでなかったりして、神経の調和を乱します。
神経の調和の乱れを引き起こす原因とされるストレスはいくつかあります。
3つのストレスが複合的にかかることで「神経の調和の乱れ」が起こります。
特に精神的ストレスで起こる感情の問題は自律神経系に大きな影響を与えます。
自律神経系は生命の調整維持に大きく関わっていて、神経機能を興奮と抑制で管理しています。
この自律神経はストレスに敏感に反応し慢性的になると、神経機能の興奮と抑制の調節ができなくなり、肩こりや不眠、頭痛、疲れやすい、内臓の問題などの症状が生じてきます。
原因：神経の調和の乱れ ⇒ 結果：腰痛などのさまざまな症状
ご存知ですか？ 実は…痛みのあるところが、痛みの原因とは限らないのです。
腰が痛いからと言って腰だけが悪いわけではありません。原因は別のところにあります。
いくら痛い場所を揉んだり伸ばしたりして痛むところの部分だけ治療していても何も解決しません。その部位に「原因」が存在しているわけではないので、根治療法にはならないのです。
ディスカバリーヘルスチャンネル特集より