「腰痛・頭痛・肩こり」って何?痛みのメカニズム
腰痛・肩こり・頭痛・手足の痛み、等々の痛み。さて、その痛みとは何なのか?
痛みのメカニズムや、痛みの悪循環を知ることで色々なことが目に見えてきます。
人間の身体はいろいろな様々な層で構成されていますが、その中において
「痛みを感じる部位」と、「痛みを感じない部位」があります。
痛みセンサー
「腰あたりの筋肉が痛い」「膝の関節が痛い」と訴えられるとき、それらは、神経の受容器「痛みを感じる部位」が痛みを感じているわけです。それらを痛みセンサーといいます。
治療にあたっても、痛みセンサーという神経の受容器のある「痛みを感じる部位」を治療しなければなりません。
「痛みの何か?」も選別もせずに、闇雲に「痛みセンサーの無い部位」を揉んだり叩いたり擦ったりしても全く効果がないのです。
身体には色々な部位や色々な層がありますが、それらのどこに痛みセンサーがあるのかを調べてみましょう
痛みセンサーがある部位(++)
痛みセンサーがない部位(-)
を「+-」記号で表します。
1,皮膚 ①表皮 (-)
②真皮 (++)
2,皮下脂肪 (-)
3,筋膜 (++)
4,筋肉 (-)
5,骨膜 (++)
6,骨 (-)
7,関節包 (++)
8,椎間板 (-)
9,軟骨(半月板) (-)
10,靭帯 (++)
①真皮 ②筋膜 ③骨膜 ④関節包 ⑤靭帯
この調査の結果、痛みセンサーがあるのは上記の部位だとわかりました。
結果、どの部位のどこを治療するのか?が判明いたしました。