「冷え」は万病のもと!からだを温め元気に!

 「冷え」は万病のもと~からだを温めると元気になる~

冷え性は病気というより、血液の循環が悪いために起こる諸症状です。

冷え性は男性よりも圧倒的に女性に多い症状の一つです。

一般的に女性は皮下脂肪が多いといわれていますが、皮下脂肪は外からの熱を通しにくく一旦冷えてしまうと温まりにくい性質を持っています。
また、女性の更年期は、ホルモンの分泌の乱れから自律神経のバランスを崩しやすく冷え性になる人もいます。

からだの冷えで体温の低下が生じると体の細胞や臓器の代謝が悪くなり、心臓や血管系の働きが低下し、血液の流れが悪くなり深刻な病気に繋がることも少なくありません。

内臓が冷えるとギックリ腰や慢性腰痛の原因になることもあり、首の痛み・肩こり・頭痛・めまい・耳鳴り・動悸・息切れ、などの自覚症状も現れてきます。

ほうっておくと心筋梗塞、脳梗塞、腫瘍などの重篤な病気に進んでしまうことも…「冷え」を甘く見ないことです。

 

では、冷えを改善するには

一つは:食生活を考えましょう。

食材には、からだを温める効果のある食材と、体を冷やす効果のある食材があります。
そもそも昔から食べ物には ①陽性(熱性)と ②陰性(冷性) の二種類があるとされています。

①陽性食物:寒い時期にできる食べ物や寒い地方で育つ食べ物で

りんご・ぶどう・さくらんぼ・いちじく・あんず 桃・プルーン・ゴボウ・レンコン・味噌などの食物は体温を上げる陽性食物といえます。

②陰性食物:暑い季節にできる、暑い地方(南国)で育つ食べ物で

バナナ・パイナップル・マンゴー・すいか・ レモン・グレープフルーツ・柿・キウイ・メロン・梨ナス・トマトなどの果物や野菜は、体温を下げる陰性食物でからだを冷やす作用があります。

食生活では、からだを温める効果のある陽性食物を積極的にとりいれて、体温を上げる工夫をすることも重要であるといえます。

 

二つ目は:適度な運動を習慣にしましょう

 体を動かすと血行が良くなり、代謝が高まります。少し汗ばむ程度に「歩く」ことから始めましょう。

 

三つ目は:冷えを招く生活習慣を改めましょう。

(1)重ね着での服装や

 

 

窮屈な下着は血行を悪くし「冷え」の原因になります。

(2)入浴はシャワーで済ませず、ゆっくりと湯舟につかりましょう。

(3)たばこは吸わないでおきましょう。喫煙は血管を収縮させ、血行を悪くします。

 

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