コンテンツ

インサイトディスカバリー

インサイトディスカバリー実演

NASAで無重力状態での宇宙飛行士の背部筋の変化を測定するために開発された技術を、カイロプラクティックの臨床に応用してつくられたものです。

インサイトディスカバリーには「皮膚温測定、筋活動測定、脈拍変動測定、脊柱可動域測定、圧痛度測定」の機能があり姿勢分析と脊椎の神経機能異常の有無を確認し、アジャストメントの効果を測定するために利用します。
治療前と治療後の脊椎の状態の変化が視覚的に現され、体の変化を客観的に確認することができます。

NASA

 

どんな事が分かるの? 〜表面筋電計の説明〜

表面筋電計は筋肉の緊張を測ります。 姿勢を正して座った状態で

  • 背中の筋肉がどの程度緊張しているのか?(力が入っているのか)
  • 過度に緊張しすぎていないか?
  • 偏って緊張していないか?

を計測します。

 

筋緊張グラフ

筋緊張グラフ

 

この検査は首から腰まで背骨の両側の筋肉の緊張を測っています

左のグラフで白い所は、筋肉の緊張が正常範囲内に納まっています。 色の出ている所が緊張の強い場所で程度により色分けされています。

 黒が一番緊張の強い所です。

右のグラフは理想的な状態で、首・腰は緊張せず、背中の下のあたりに緊張があります。そして左右対称です。

右のグラフを目指してカイロプラクティック施術していきます!

 

筋緊張バランスグラフ

次は筋緊張のバランスを見たグラフです。
下のグラフは、上記で説明した筋緊張のバランスを見たグラフです。左右差は以下の色で表示されます。

筋緊張バランスグラフ


20%未満
20%以上40%未満
40%以上80%未満
80%以上
大きすぎる場合

姿勢を正して測っているはずなのに、すごく筋肉の緊張が片寄っています。片寄った状態で筋肉を使わないと、きちんとした姿勢を維持できないということです!
カイロプラクティックを施して、背骨・骨盤の歪みを整えると筋肉バランスも変化します。

 

パターングラフ

パターングラフ

右のグラフをご覧ください。
背骨の左右に走るグニャグニャした黒い太線。これは一番初めに説明した筋緊張グラフを折れ線グラフに変えたものです。

まずここで見ていくのは、線の形(パターン)です。 白くなっている所の外枠が理想的な形です。
理想を100点とすると、このグラフの患者様は100点満点中 55.26点になります。
次に左右差を点数にすると100点満点中 57.71点になります。

全体的な緊張の高さは173.04点と高めな数値ですが、筋肉の緊張が高いほど点数がたかくなります

 

まとめ

結果として『筋肉の緊張度』と『神経の機能異常検査』。
この2つの測定を定期的に行うことで、痛みの改善だけでなく、根本的な体の変化を客観的に確認することができます。